年代別NIPT事情~20代だと確度がやや下がる
病院でNIPTを受ける場合、35歳以上と年齢制限を設けている場合が少なくありません。
これは高齢出産のリスクを考えてのことだと思っている人も多いかもしれません。
確かに、ダウン症などの染色体異常が起こる可能性は高齢出産の妊婦さんの方が高く、年代によって妊娠や出産の事情は変わってきます。
しかし、若い20代だからと言って全員が安心というわけでは決してありません。
そのため若くてもNIPTを受けたいと思う人は少なくないのです。
ただ、20代のNIPTは陽性的中率が低くなってしまうという問題があるのです。
高齢であったとしてもNIPTの陽性的中率が100%というわけではありませんので、必ず確定検査を受ける必要があるのですが、それにも増して若い人の陽性的中率が低くなってしまうことは頭に入れておく必要があるでしょう。
なお、確定検査を受ければ100%はっきりさせることができるので、その点は心配する必要はありません。
NIPTの陽性的中率は年代によって数値が異なる
NIPTを受けて陽性反応が出たとしても、本当に胎児が先天性疾患を持っているかどうかは確定されていません。
陽性的中率というものがあり、これによって本当に病気である可能性はどれくらいなのか知ることが可能です。
妊婦の年齢が30歳であれば約61%、35歳であれば約80%、40歳であれば約93%の確率で胎児が先天性疾患を患っているというデータがあります。
45歳の場合は約98%まで数値が上昇し、年代が上がるほど確率が高くなっていることが分かるはずです。
NIPTを受けたときに陽性反応が出たとしても、確実に病気だとは言い切れません。
しかしながら、妊婦の年代が上がるほど的中率は高くなっていることを知っておく必要があります。
NIPTで陽性が出た場合は羊水や絨毛を調べることになりますが、年齢が高い人ほど、その検査によって障害を持っていることが確定しやすい傾向があることを理解した上でNIPTを利用するようにしてください。
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